

中庭は風を通し、光を浴び、そして人の目を気にせずにゆったりと過ごせる場所。お風呂に入りながら庭木を眺めたり、洗濯物を干したり、作り方と使い方によってどんな風にも楽しむことができます。
中庭のある家は通常「コートハウス」と呼ばれ、建物の形はL字型・コの字型・口の字型などが一般的です。中庭を設ける際には敷地だけでなく、周りの環境も考えて形を考えましょう。
光をたっぷり採るのであれば、日の当たる場所と庭の奥行き、それに対応する建物の高さに気を配る必要があります。たとえば冬の正午であれば、中庭の奥行きが建物の高さの1.5倍ないと採光は難しくなってしまいます。庭の奥行きとのバランスが大切です。
リビングやダイニングの延長として中庭を設けるときは、中庭の床の高さや室内との開口部(つながり部分)を細かく見てみましょう。1階の床の高さと中庭の高さが近ければ、床が続いているように広く見えるのです。
中庭がある建物は、中庭がない建物に比べて建物の外周が長くなります。その分外壁が広くなり、窓やドアなどの開口部も多く取れるようになります。広く取れば取るほど風が通りやすく光が入りやすくなりますが、その分外の気温に影響されやすくなります。より確かな断熱性能が求められるわけです。